網走の観光スポットといえば流氷砕氷船おーろらや網走監獄、北方民族歴資料館が有名ですが、隠れた網走の観光スポットに網走市立郷土博物館があります。私も飛行機までの時間つぶし程度で行きましたが、その期待を裏切る素晴らしい博物館でした。今回はそんな網走市立郷土博物館の魅力やアクセス方法について紹介します。
網走市立郷土博物館について
郷土博物館のページはこちら
開館日と時間
開館時間:火曜~日曜 午前9時~5時(11~4月は4時まで)
休館日:月曜日、祝日、12/29~1/3
アクセス情報(場所・駐車場)
市内中心より南側にあります。JR網走駅から徒歩約25分、桂台駅から徒歩約15分、網走バスターミナルから徒歩約15分
駐車場
博物館の正面に5台停められる駐車場があります。※冬の期間は2台程度しか停められません。
停められる台数が少ないので注意。

網走市立郷土博物館の魅力
1.網走、オホーツク地域の歴史、動植物や生態に関する資料がとても豊富
この網走市立郷土博物館には、規模は小さいながら歴史ある美しい建物、網走、オホーツク地域の文化や歴史、動植物の生態に関する資料が豊富に展示されていて、とても見ごたえがあります。
2.拝観料がとにかく安い!
なんとこの博物館の拝観料はなんと120円!驚きの安さです(笑)。しかも子供は半額の60円という(笑)。
3.博物館の建物自体が登録有形文化財に指定されていてとてもおしゃれ
博物館の建物が竣工されたのは昭和11年で、なんと80年以上の歴史があるようです。北海道の有名な建築家である田上義也氏が設計しており、国の有形登録文化財にも指定されています。建物はとてもおしゃれな造りになっており、建物自体が一つの展示物のように思えます。



博物館の展示内容
1階
主に網走、オホーツク地域の動物や植物などの生態系についての展示品があります。特に動物に関してはここでしか見れないであろうクマやトドなど多数の動物のはく製や標本が展示してあり、その大きさや迫力を肌で感じることができます。

ヒグマが想像より大きくてびっくりしました。こんなのに襲われたらひとたまりもない。。。

トドかセイウチかアシカか忘れたけどとてもかわいいです。一度生で見てみたいところ。

鳥類の展示もたくさんありました。ウミガラスがとっても可愛くて気に入りました。


魚類の展示品もたくさんりました。

2階
旧石器時代から現代に至るまでの網走の歴史を紹介しています。
オホーツクの古代文化
旧石器時代の擦文土器などの遺跡が多数展示されていました。1万年以上前からこの土地に人が住んでいたことにとてもロマンを感じます。

江戸~現代までの網走の歴史
こちらには江戸時代から昭和までの農作業や生活に使われたものがたくさん提示されています。昔の貴重な資料や戦時の暮らし、懐かしい昭和の家電など現代に至るまでの網走の生活の変遷を楽しむことができます。



終わりに
いかがだったでしょうか。最初はほんの時間つぶし程度の感じで寄ってみましたが、気づいてみれば1時間以上も見入ってました笑。網走の他の博物館は有名なので混雑してて少し落ち着きませんでしたが、ここはそれほど混雑しないのでのんびりと網走の自然や文化を知れてとても良かったです。皆さんもぜひ網走に行った際は訪れてみてはいかがでしょうか。
ここまで見て下さってありがとうございました!
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