はじめに
この記事は2022年度訪問時の情報になりますのでご注意ください。2023年度の情報は発表され次第、順次更新していく予定です。
【栃木県茂木町】焼森山ミツマタ群生地とは?
栃木県と茨城県の県境に位置する焼森山(やけもりやま)。その山麓の小さい谷、7千平方メートルの斜面に約7500本のミツマタが群生しており、それらが一斉に開花し、辺り一帯を黄色く埋め尽くす様は別名「妖精の森」と呼ばれるほど幻想的で美しい景色を演出します。2021年の開花期には約1万3000人が訪れるほどの茂木町の人気のスポットになっています。
焼森山ミツマタ群生地の見頃は?
毎年開花時期は3月中旬~4月上旬となっており、2022年のシーズン期間(見頃)は3/12~3/29となってました。実際私が2022年の3/27日に訪れた際は、写真のように満開でした!
時期が近づくと、下記サイトなどで開花状況が報告されるようです。
・茂木町観光協会ホームページ
・いい里なかがわ館ホームページ
・いい里なかがわ館Twitter
ミツマタ群生地に行ってきました!(22年3月27日)
ミツマタ群生地遊歩道入口です。一方通行になっています。
入口から少し歩くと早速ミツマタが! 両側に咲いていてとても綺麗です♪
この時点で既にテンション↑↑です(笑)
特に下から見るととても美しい! まるでファンタジーの世界のようです!
あとミツマタって少し甘酸っぱいようないい匂いがして、とても癒されます。~いい匂いに包まれながら見るミツマタの絶景~まるで天国のような、最高に心が安らぐ空間です。
さらにどんどん数が増えて、遊歩道がミツマタのトンネル状態!
▼谷を見ると一帯の黄色く染まっているのは全てミツマタという、幻想的すぎる景色
本当に妖精が出てきてもおかしくないですね。これまで見てきた景色の中でもトップクラスの絶景です!
▼一面咲き誇るミツマタ群。もう言葉がいらないほど素晴らしい。
遊歩道は途中から対岸に移動し、上から群生地を眺める展望になりますここの道は結構狭め。
人が多いとあまりゆっくり写真は撮れないかも。
ここからの景色も素晴らしいです。ただミツマタはどうも下向きに花が咲くようで、下から見上げるように見る方が黄色が映えて綺麗に見えました。
アクセス方法(2022年)
①旧逆川中学校からシャトルバス使用(普通この方法)
2022年は周辺の混雑緩和のため、ミツマタの開花期間中は群生地付近の駐車場は完全封鎖及び通行禁止となり、旧逆川中学校の校庭に車を停めてシャトルバスに乗り換える方式となりました。校庭なのでかなりの数の車が停められるようです。
期間中、群生地行のシャトルバスは行きは7時半~14時半、帰りは8時~16時半に30分間隔で運行。
※行きは14時半が最終です!
シャトルバス料金
往復:大人・子供問わず一人1000円(群生地保全金300円込)
シャトルバス降車地点がそのまま群生地の入口になっています。仮設トイレがありますが、先にすましておく方がいいでしょう。
▼シャトルバス乗り場の位置情報
名称 | 旧逆川中学校 |
住所 | 〒321-3626 栃木県芳賀郡茂木町飯1650 |
②いい里さかがわ館から徒歩で行く
こちらはハイカーに人気のコースです。旧逆川中学校の校庭に車を停めて、いい里さかがわ館行きのシャトルバスに乗っていい里さかがわ館へ行き、そこからミツマタ群生地まで歩きます。
このシャトルバスは無料で乗れます!
旧逆川中学校駐車場⇒いい里さかがわ館無料送迎バスは10~16時、1時間に3、4便運行。
ミツマタ群生地まではおそらく↓Mapの新道を使えば約3kmほどと思われますが、よくご確認ください。
茂木町観光協会ホームページより(https://motegi-k.com/)
③茨城県城里町側から鶏足山登山道を使う(シャトルバス不使用)
私はこの方法で行きました。山を登ることになるので時間と体力は使いますが、駐車場が無料でシャトルバス代がかからないため群生地保全金の300円のみで行くことができます。
ミツマタ第一群生地までの所要時間:片道40分~
このルートでは山道を登ることになります。標高はそれほど高くないですが、普段山登りをしない方は道迷いやケガに十分ご注意ください。歩きやすい靴・服装で、水分もしっかりと準備していきましょう。前日などに雨が降っていると抜けるんでいてとても滑りやすいです。
YAMAPで事前にルート情報を確認しておくことをおすすめします。
⇒鶏足山・焼森山のYAMAPルート情報
駐車場のトイレはウォシュレット付きでかなり綺麗です。
駐車場はミツマタの時期は結構混んでることが多く、駐車場周辺には路駐が多い状態になっています。ミツマタの時期はこの先にも臨時駐車場が解放されており、混雑時はそちらに停めましょう(登山口まで結構遠くなりますが、、、)。また、午前より午後の方が空いています。
駐車場にはガイドマップもあります。
ミツマタ群生地に行くには大きく一般コースとファミリーコースの二つがありますが、私はファミリーコースで行きました。
途中までは町道中ノ沢線なので、舗装された道の上を歩いていきます。勾配はそれほどきつくありません。
途中にあるファミリーコースへの案内に従い、ファミリーコースに入ります。
このルート、ファミリーコースなんて名前を付けておきながら割と急こう配の坂を登らされます。。
ここで結構疲れました(笑)
急坂を登りきると弛み峠という峠につきます。ここまで一段落。あとは下りです。
弛み峠で栃木県に入ったためか、急にミツマタ群生地までの新しめの地図が登場します。
ここから先は下りです。前日などに雨が降っていると、かなりぬかるんでいる場所もあります。
そのまま下っていくとミツマタが出てきます! ここはミツマタ第二群生地と呼ばれる場所で、第一群生地よりも規模はかなり小さいですが、人が少ないのでゆっくり写真を撮ったりできます。
第二群生地を越えてさらに道を下っていくとミツマタ群生地入口(シャトルバス乗り場)につきます。急に賑わう場所に出てギャップにびっくり(笑)
徒歩の場合でも群生地に入るには保全金300円はかかります。なんとペイペイが使えます!
まとめ
・焼森山ミツマタ群生地は、開花時には「妖精の森」と呼ばれるほど幻想的な絶景スポット
・2022年度は旧逆川中学校に車を停めて、シャトルバスで行くのが一般的なアクセス方法
・シャトルバス料金は保全費込みで一人往復1000円
・茨城県側から少し登山していく方法もある(環境保全費300円は必要)
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