大迫力で神秘的な美しさ! 山梨の秘境の滝「一之釜」
一之釜は山梨県の山梨市に位置していますが、中心の山梨市駅から約16kmも離れた、まさに秘境といえる山中にあります。
看板の説明によると、甲斐国と呼ばれている頃から景勝地として知られていたようで、
片眼の龍が棲んでいたという伝説があるほど神秘的な場所のようです。
龍が棲んでたなんて言われると、大人になった今でも思わず心が躍っちゃいます(笑)
ということで、一之釜に行ってきました。
なんと神秘的で美しい滝でしょうか。正面からしか見えない岸壁の間からものすごい水量の水が落ちています。この流れ落ちる様がなんとも綺麗で美しい! 思わず見とれてしまいます。
写真だと小さいように見えますが、結構落差があります。滝つぼから見れるのもあってかなり迫力があるのですが、なぜか落ち着いて見ていられる安らぎがある、不思議な力を感じる滝です。
滝つぼも滝付近は綺麗なエメラルドグリーンでとても神秘的です。竜が棲んでいるという伝説が語られるのも納得の雰囲気。もし棲んでても違和感は感じません、おそらく。
滝の周りの岸壁はかなり切り立った形状をしていて、現地で見るとかなり迫力があります。
この岸壁が滝の荘厳さをさらに強く感じさせます。
周囲は笛吹川の渓谷のようになっており、自然に囲まれていて気持ちのいい場所です。
自然の素晴らしさを存分に堪能できる、素晴らしい場所でした!
一之釜へのアクセス(車)
国道140号から下に降りていき、橋を渡って住宅の狭い道を少し行くと駐車場につきます。
※埼玉側から行く場合は、国道140号の雁坂トンネルは有料道路なのでご注意(普通車740円)
一之釜の駐車場(仮設トイレあり)
駐車場までの道は狭いですが、駐車場5~7台ぐらいは停められそうです。
橋を渡る前のところに小型・マイクロバス専用駐車場もあります。私は最初間違ってここに車を停めました。
駐車場から50m程歩いた場所に仮設トイレがあります。
駐車場から一之釜までの道のり
駐車場から一之釜までは徒歩で10分~15分ほど。行きは下り、帰りは登りですが勾配も距離もそれほどきつくはないと思います。
※地面が濡れていると滑るので、歩きやすい靴で行くのをおすすめします。
駐車場から左側の道を進んでいきます。
道中にはちゃんと案内表示がありました。
一之釜橋を渡ります。
橋を渡って少し歩くと立派な入口の看板
Uターンするようにして遊歩道に入ります。
序盤は金属の足場です。濡れていると滑りやすいので慎重に進んでいきます。
下まで階段で下っていきます。
長いようですが、割とすぐに下につきます。
一之釜つり橋を渡ります。
つり橋は高さ10mぐらいあってそこそこ高度感はあります。
つり橋からは一之釜の女滝を一望することができます。水が流れる音がとても気持ちいい。
反対側からは釜沢の滝を見ることができます。木に隠れていて見えづらいですが、かなり落差のある立派な滝です。
この二つの滝で終わりではありません!
メインの男滝は橋を渡り切った先にあります。
階段を下りていきます。
下の岩場まで降りてこれます。この岩場を進んでいくと・・・
岩の間に隠れている一之釜男滝がお目見えします!
終わりに
いかがだったでしょうか。国道140号沿いの滝と言えば、西沢渓谷には行ったことがあったのですが
一之釜はノータッチでした。まさかこんなに美しくて素晴らしい滝がすぐ近くにあったなんて。。
駐車場からの距離も近くて割と気軽に素晴らしい滝を見れるので、山梨に行った際はぜひ訪れて見てはいかがでしょうか。
それでは、ここまで見て下さってありがとうございました!
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