【九四フェリー解説】レンタカーでも三崎港から佐賀関に行ける!?

愛媛県
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ついに憧れの国道九四フェリーに乗ってきました!今回はその国道九四フェリーでレンタカーは乗せられるのかレンタカーを三崎港に置いておけるのか、また船内からの景色や揺れはどうかなど、詳しく解説していきます!

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国道九四フェリーについて

愛媛と大分を結ぶ海路は
①八幡浜~別府(宇和島フェリー)
②八幡浜~臼杵(宇和島フェリー、オレンジフェリー)
③三崎港~佐賀関(国道九四フェリー)の3つがありますが、
車で九州と四国を渡るなら(旅客のみでも)、③三崎港~佐賀関(国道九四フェリー)が最安です!

しかし、フェリー乗り場のある三崎港、佐賀関は両方とも市街地から離れておりバスも本数が少ないので、車じゃないとアクセスがかなり不便です。(特に三崎港)

それでは、レンタカーでフェリー乗り場まで行ってそこからフェリーに乗ったり、あるいはレンタカーごとフェリーに載せられるのか?を紹介していきます。

就航区間会社運賃所要時間
八幡浜~別府宇和島フェリー旅客:4400円~
自動車:10700円~ ※3m以下の料金
約2時間50分
八幡浜~臼杵宇和島フェリー
オレンジフェリー
旅客:3400円~
自動車:9700円~ ※3m以下の料金
宇和島、オレンジフェリーとも最低料金は同じ
約2時間25分
三崎~佐賀関国道九四フェリー旅客:1090円~
自動車:5130円~ ※3m以下の料金
約1時間10分
各就航区間の運賃情報(2022年11月時点)

各フェリーの公式サイトは▼からご覧ください
宇和島運輸フェリーの公式サイト
オレンジフェリーの公式サイト
国道九四フェリーの公式サイト

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レンタカーで三崎港から、車ごとフェリーに乗れる!?

そもそもレンタカーをフェリーに乗せるのは可能!?

結論から言うと、乗れます! トヨタレンタカーやニッポンレンタカー、ニコニコレンタカー、ガッツレンタカー等の約款を確認しましたが、フェリーの使用禁止についての記載はないため、基本的にレンタカーでフェリーに乗ることは問題ないと思われます。
ただし、会社や営業所によってフェリー禁止のところもあるかもしれないので、レンタカー会社の約款を読んだり、営業所に直接確認することを推奨します。
※レンタカー会社の約款は大きい会社であれば大体ネットで読むことができます。
※離島への持ち出しは禁止されている場合があります。

予約の仕方

国道九四フェリーの予約ページから予約可能です。
ちなみに事前ネット決済の場合、往路で5%、往復で10%安くなります。(旅客のみは対象外)

予約の際に車種やナンバーの欄がありますが、レンタカーで車両番号が不明な場合は、↓画像にあるように入力して仮登録することで、予約できます。
(当日窓口に車検証を持っていく必要あり)

引用元:国道九四フェリーホームページ

引用元:国道九四フェリーホームページ

予約なしで行く(希望時間に乗れない可能性あり)

予約なしでもフェリーに乗ることは可能ですが、希望の便が満席の場合は次の便等になる可能性もあるので、特に連休やGWお盆、年末年始は混む合うようなので、予約する方が無難です。

乗船までの流れ

※予約された場合、出発30分前に到着しないと予約が無効になりますので要注意。

引用元:国道九四フェリーホームページ

誘導員に従い、九四フェリー営業所前の駐車スペースに車を停めます。

九四フェリーの営業所内に入ります。


予約している場合、中の楽々チェックイン機にQRコードをかざすと乗船券が発券できます。
車両情報を仮登録している場合は、車検証をもって窓口に行く必要あり。

予約していない場合、窓口で発見手続きをします。
直近の便は満席で乗れないことも多いようです。車検証と免許書が必要です。
私の前に並んでいた人は満席で直近の便に乗れないかもと言われていました。

ちなみに11月の連休最終日に訪れた際は、14時半の便で満車状態でした。

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レンタカーを三崎港に置いて、徒歩でフェリーに乗れる!?

可能です。ただし九四フェリーで管理している駐車場はないとのことなので、近くの道の駅か港の駐車スペースに置くことになるので、自己責任でお願いします。
この場合は旅客運賃のみなので、往復2200円程度で行けてしまいます。

駐車候補地(あくまで参考程度に)

▼三崎港の駐車場。広大なスペースがあります。九四フェリー営業所までは徒歩3~5分。Google mapには広場と表示されています。

現地にはこの場所に関して、特に何も書かれていません。

▼九四フェリー営業所に隣接した道の駅はなはなの駐車場。Google mapには三崎港公共駐車場と表示されています。

予約について(旅客のみは予約なしで必ず乗れる)

九四フェリーは車の積載量に限界があるため、旅客のみ場合、予約をしなくても希望の便に乗ることができます。

乗船までの流れ

15分前には到着、購入しておいた方がいいです。
車の場合と同じく、九四フェリー事務所内の受付で乗船券を購入します。クレジット使用可能。

その後案内に従い、到着したフェリーの車が降り去るまで待機。(旅客のみの人は非常に少ない)

三崎港の【道の駅 はなはな】のレンタサイクルは持ち込める!?

国道九四フェリーの乗車記(船内情報)

今回乗船したのは遊なぎ号でした。2012年就航なのでまだ10年しかたっていません。
船内は全体的にとても綺麗です。

今回乗った遊なぎ号(佐賀関ターミナル)

▼遊なぎ号案内図

2F

一般席

▼座席。背面テーブルやドリンクホルダーがあります。

▼窓側の席は景色を楽しめます。コンセントも2個ついています。

▼桟敷席

▼テーブル席。ここにもコンセントがついています。

売店

船内には売店があります。お土産やおにぎり、パン、プリン、アイスなどを買うことができますが、弁当類は一切置かれていません。船内でお弁当を食べたい場合は、三崎港で調達しておきましょう。

自販機

▼カップ麺の自販機があります。これを昼食や夜食がわりにするのもありですね。

▼飲料水の自販機

3F

3階に上がっていきます。階段以外にエレベーターもあります。

一般席

▼座席

▼桟敷席

個室、展望室

前側には展望室と個室があります。

デッキ

もちろんデッキから外の景色を堪能できます。

一般的なフェリーのデッキという感じですが、前側には行くことができません。前側の景色が見たい場合は、お金を払って3Fの個室か展望室に行く必要があります。

甲板からは後ろの景色を見ることができます。

大分と愛媛のゆるキャラが描かれていました。こういうのがあると、旅行してると感じられていいですね。

喫煙スペース

1F甲板にあります。

乗船中の風景

▼佐田岬半島の風車。佐田岬半島は地形的に風がよく吹くらしく、たくさんの風車があります。

まだ佐田岬は見えませんが、既に向こう側には九州が顔を出しています。

やっと佐田岬灯台が見えました。佐田岬半島はやっぱりめちゃくちゃ長い!

▼佐田岬を越えたところで反対側に回ると、高島が見えてきました。Google mapのコメントによると、高島は無人島ですが海水浴場兼キャンプ場があり、渡船料を払えば行くことができるようです。

▼国東半島の形もはっきりとわかります。

▼遠くには大分のコンビナート群も見えました。

▼そうこうしていると佐賀関に到着!

佐賀関も海沿いにいくつかプラントがありました。左ある大きい煙突はJX金属の佐賀関精錬所です。

無事佐賀関に降り立ちました!

船内の揺れについて

私の乗船時は天気が良く、波も穏やかで揺れている感じは全くありませんでした。ただ、友人は雨の日に乗って、かなり揺れて吐くぎりぎりだったとのことなので、天候によって揺れ具合はかなり左右されるようです。

三崎港へのアクセス

ほとんどの人が車ですが、松山や八幡浜から1日数本バスも出ています。

車で行く

名称国道九四フェリー 三崎営業所 
住所 〒796-0801
愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700−2
営業時間24時間 
電話番号0894540173
ホームページhttps://www.koku94.jp/

主な都市からの所要時間

松山市から
松山駅から国道378号経由で約2時間

八幡浜市から
八幡浜駅から国道197号で約50分

電車、バスで行く伊予鉄道松山市駅から伊予鉄バス「三崎港口」で下車すぐ。乗車時間:3時間。運賃:2800円時刻表はこちらからどうぞ

JR八幡浜駅から
伊予鉄バス「三崎港口」で下車すぐ。乗車時間:1時間15分。運賃:1310円
時刻表はこちらからどうぞ

まとめ

・国道九四フェリーは愛媛と大分を結ぶフェリーの中で旅客、車持ち込みいずれも最も安い
・基本的にレンタカーをフェリーに持ち込むことは可能。ただし、レンタカー会社に確認した方が無難
・レンタカーを三崎港に停めて旅客としてフェリーに乗ることも可能。ただし停める場所は自己責任で
・道の駅はなはなのレンタルサイクルはフェリーに持ち込み
・船内からは佐田岬や国東半島、大分コンビナート群、高島等の美しい景色が味わえる
・揺れは天候によって異なる。雨の日は揺れが大きくなる可能性あり

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