冬の屋久島観光はあり!? 縄文杉には行ける!?体験談から徹底解説

鹿児島県
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2022年も師走に突入し、関東でも真冬のような寒さになってきています。冬は寒さもあってなかなか出かけるにも億劫になりますが、その分旅行する人も少ないので、有名観光地に行くチャンスでもあります。

今回は有名な観光スポットである屋久島・縄文杉に冬に訪れる際のメリット・デメリットを解説していこうと思います。

実際行った感想としては、冬の屋久島観光は全然ありです!

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冬の屋久島観光のメリット/デメリット

メリット

最大のメリットは、冬の屋久島はオフシーズンで空いているということ

①屋久島に訪れる人が少ないため、飛行機やレンタカー、ホテルが取りやすい
レンタカーで縄文杉の登山口まで行ける(冬季以外はバス乗車)
③縄文杉の登山道の混雑がなく、非常に空いている

▼冬でも苔はびっしり生えています。

デメリット

主に冬の気候が関係してきます

①特に1月、2月は降雪により縄文杉までの登山口が凍結や積雪する可能性がある
②日が暮れるのが早いので、縄文杉に日帰りで行く時は朝早く出発する必要あり
③風雨や波により、船や飛行機が欠航する恐れ

メリット・デメリットについて詳しく解説していきます!

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冬の屋久島のメリット

①冬はオフシーズンなので、予約が取りやすい!

屋久島のシーズンは春から秋にかけて。この時期はGWや夏休みはもちろん、3連休などでも訪れる人が多くなり、レンタカーや宿、飛行機などのチケットが取りづらい傾向にあります。

一方、冬の屋久島はオフシーズンのため訪れる人がかなり少なく、レンタカー、宿、飛行機などの予約が非常に取りやすいです! 私は2021年の12月に行きましたが、レンタカーは前日でもなんとか予約できました(笑)

▼今週末の飛行機でもまだ空いています。(鹿児島発。12/4に検索)

さくらトラベルページより(https://www.sakuratravel.jp/tickets/%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6/%E5%B1%8B%E4%B9%85%E5%B3%B6/)

②レンタカーや自家用車で縄文杉の登山口まで直接行ける!

春から秋(3/1~11/30)にかけては、縄文杉の登山口である荒川登山口~荒川三叉路の約4kmの道は車両乗り入れ規制がされており、途中でバスに乗り換える必要があります。
(春から秋のバス情報などについてはこちらのページに詳しく書かれています。)

一方冬季間の12/1~2/28はレンタカーや自家用車で登山口まで行けるのでとても楽です! 帰りもバスの時間を気にすることなく、いつでも登山口から帰ることができます

▼春から秋の一般車両乗り入れ禁止区間

屋久島山岳部保全利用協議会ページより(http://yakushima-tozan.com/bus/)

▼縄文杉トレッキングの入口である荒川登山口。 冬季間は一般車両でここまで行けます。

③縄文杉までの登山道も空いていて超快適! 神秘の森を満喫できる!

冬季は縄文杉に訪れる人も少ないため、縄文杉までの美しい景色、神秘の森を存分に堪能できます。縄文杉も、私の他に一組がいるだけで、ゆっくりと縄文杉を見れたのでとても良かったです♪

▼縄文杉展望台。私が行ったときはガラガラで、ほぼ独占状態でした!

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冬の屋久島のデメリット

①縄文杉までの登山道が凍結、降雪の恐れ

縄文杉があるのは標高約1300mとかなりの高地です。屋久島でも、縄文杉や登山道では時間や場所によっては積雪します(特に1月、2月)積雪状態によっては縄文杉訪問をあきらめる必要もあります。
冬に行く場合は防寒着はもちろん、積雪や凍結があると考え、適切な装備で行くようにしましょう。
(ちなみに縄文杉付近の1月の平均気温は約4℃)

②日が暮れるのが早いので、縄文杉に日帰りで行く時は朝早く出発する必要あり

屋久島は西側にあるので本土よりは基本的に日没時間は遅いですが、それでも冬至では17時頃には日が暮れます。案内では、縄文杉までは往復で約9時間とのことなので10時間かかるとして、15時には戻ってくるとすると、5時には登山を開始しないといけません。
ちなみに屋久島の日の出は約7時と遅いので、朝5時に行くと登山道は真っ暗なのでライト必須です。

▼早朝の荒川登山道入り口

③フェリーの欠航確率が上がる

冬は季節風により波が高くなることがあるので、フェリーが欠航する可能性があります。
また、特に冬に欠航確率が上がるわけではありませんが、波や風雨等の気候状態により飛行機や高速船も欠航する可能性があります。屋久島に行かれる際は周辺の気象情報を確認しておきましょう。

フェリー、高速船の欠航情報は屋久島のページから確認できます。

冬に訪れる際は島の南側の天気が良いことが多くておすすめ!

屋久島の冬は、北と南で天気が大きく違います。北側は季節風の影響で強風が吹くことが多いですが、逆に南側は風もなく非常に穏やかで晴れていることが多いです。
私が訪れた際も北側は非常に風が強くて荒れた天気だったのが、南側に出た瞬間に全く風がない晴れの天気だったので、非常に驚きました。

南西旅行開発のページより(https://www.south-west.co.jp/yakushima/information/map.htm)

▼北側は季節風により風が強く荒れ模様なのが、、、

▼南側に移動すると、風もなく晴れてる! 島内でこんなに気候の差があるのは非常に面白いです。

縄文杉以外にもいろいろある! 冬に行った屋久島おすすめスポット

実際に21年の12月に訪れた際に訪れたおすすめの観光スポットになります。縄文杉以外にも素晴らしいスポットが沢山あります。

①縄文杉

言わずと知れた屋久島一番の観光スポット、縄文杉。縄文杉までの登山道も風景が美しく、見どころも沢山あります。屋久島旅行の一番の思い出です。

②世界遺産地域を通る車道~西部林道~

島の西側の世界遺産地域も通る西部林道。この道路はヤクシカやヤクサルがうじゃうじゃいて凄いです!まるで天然の動物園です! ちなみにこのヤクサルは車が来ても全然逃げないし、道路から離れようとしません(笑)

西部林道の様子(車内から撮影)

③大川の滝[日本の滝100選]

日本の滝100選にも数えられる大川の滝。島内一の高さを誇る88mの断崖を大量の水が一気に落ちる様は、迫力満点です! 滝つぼ近くまで行けるので、滝のダイナミックさを最大限に味わえるのも魅力です。

④千尋の滝

広大な花崗岩のV字谷に流れる大スケールの滝です。落差は60mあり、大川の滝には及びませんがこちらもかなり大きいです。展望所からは少し遠望ですが、周囲のダイナミックな地形も含めて見れてとても良いです。

⑤夕日の丘(一里川)展望所

屋久島の西側にあり、海に沈んでいく夕日を見ることができる絶景スポットです。
訪れた時は分厚い雲の隙間から光が漏れる「天使の梯子」が現われて、心に残る感動的な景色が見れました! 口永良部島も見ることができます。

屋久島に冬に行った感想

21年12月に訪れた際は、直前にもかかわらずレンタカーも宿も安くてお得なところを取ることができましたし、バスに乗らなくても登山道まで行けて、さらに縄文杉もほぼ独占状態でゆっくり見れたしで、メリットを最大限に享受できて最高でした!気象条件に恵まれたのもありますが、個人的には冬の屋久島観光はかなりおススメです!

▼名物のトビウオもとても美味しかったです♪

まとめ

・冬の屋久島はレンタカー等の予約が取りやすく、縄文杉の登山道まで一般車両で行ける
・デメリットは登山道の積雪の可能性、日没が早い、フェリーの欠航の可能性が比較的高い
・冬は島の北側は風が強いことが多いが、南側は穏やかで晴れていることも多い
・個人的には予約が取りやすいのがとても良かった。冬の屋久島観光はとてもおすすめ!

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