天城山隧道(旧天城トンネル)とは
天城山隧道は伊豆市と河津町を結ぶ国道414号の旧道にあるトンネルで、今から100年以上前の明治38年に建造されました。
馬蹄型をしたトンネル入口やトンネル本体共に全て石造りという大変珍しく重厚な造りとなっており、国の重要文化財にも指定されています
川端康成の小説「伊豆の踊子」ゆかりのトンネルでもあります。
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天城山隧道に関する詳細情報は伊豆市のWEBページからどうぞ
天城山隧道(旧天城トンネル)で実際に天城越えしました!
天城山隧道の北口にやってきました。去年の11月に訪れたので落ち葉が凄いです。
トンネルの入口には駐車場とトイレと東屋があります。アクセス・駐車場はこちらから
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入口は見事な石造りのアーチです!苔が生えているのも歴史を感じさせて良いですね。
旧碓氷峠のトンネルのような雰囲気でとても素敵です。
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いざ天城越えへ! トンネル内に向かいます。
注意事項!
トンネル内は車も通る可能性があるので、歩いてトンネル内に行く時は車に轢かれないように要注意です!
車が来たら必ずライトや音で自分の存在を知らせるようにしましょう。
トンネル内は幅が狭く、端に寄らないと車をやり過ごせません。
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中からもレンガの模様がとても素敵です♪
明治ロマンが存分に感じられて素晴らしい!
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側面には機械?の跡がそのまま残っています。
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上側はヨーロッパみたいでオシャレ♪
明治の人は設備も限られてる中で、どうやって造ったのでしょうか。
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中央部に行くと暗差が増して、とても神秘的な雰囲気。トンネルの先まで連なる灯りがとても綺麗です。
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10分ほど歩くと西側に到着。
これで徒歩での天城越え達成!?(笑)
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南口から見た天城山隧道。こちらも重厚な石造りがとても立派です! 現代でも当時の姿のまま残されているのは最高にロマンを感じますね♪
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南口園地は天城トンネルの説明碑があります。
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北口に車を置いているので、再度トンネル内を歩いて戻りました(笑)
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アクセス
公共交通機関(バス)
最寄りのバス停は「水生地下」か「天城峠」になります。「水生地下」からは約1.8kmで緩やかな上り坂、「天城峠」からは約300mですが、急な階段と上り坂になります。
修善寺駅から
東海バス 河津駅行き(C50)に乗車し、「水生地下」または「天城峠」で下車。
45分/1100円
河津駅から
東海バス 修善寺駅行き(C50)に乗車し、「水生地下」または「天城峠」で下車。
45分/950円
車で行く
主な都市からの所要時間
修善寺から
国道414号経由で約35分
下田から
国道414号経由で約50分
道路について
国道414号から旧天城トンネルに向かう道は一車線程の幅でかなり狭く、路面状態も悪い(砂利道っぽい)ので通行の際は要注意です。
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旧天城トンネルの駐車場
トンネルの北口、南口それぞれに駐車スペースがあります。
収容台数 | 北口園地:5台程 南口園地:8台程 |
営業時間 | 24時間 |
トイレ | あり |
自販機 | なし |
▼北口園地。こちらには四阿とトイレがあります。
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▼南口園地はトイレはなく駐車場はやや広い
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トイレは綺麗で洋式便座もあります。こんな山奥なのに素晴らしい!
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近くのスポット【道の駅天城越え】
旧天城トンネルから5kmほど修善寺側に行くと道の駅天城越えがあります。
この道の駅にはお土産やレストラン、観光案内もあるので、旧天城トンネルの観光ついでにおすすめの場所です。
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まとめ
・天城山隧道(旧天城トンネル)は100年以上前に建造された全面石造りのトンネルで、国の重要文化財にも指定されている
・川端康成の小説、「伊豆の踊子」ゆかりのトンネルとしても良く知られている
・重厚な石造りのトンネルは明治時代を感じさせるレトロさがあり、とても素敵です
・徒歩でトンネル内を歩くときは車に要注意
・車でアクセスする際は道中の道幅が狭いので要注意
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