龍門の滝とは
栃木県那須地方から茨城県大洗の海まで流れる那珂川。その那珂川に注がれる江川にある滝が龍門の滝です。高さ約20m、幅は約65mで、幅が非常に大きく、正面から見ると巨大な壁のようにも見え、とても迫力がある滝です。
▼滝にある二つの縦穴には、龍が棲んでいるという民話も伝えられているそうです。
幅が広くてダイナミック!な龍門の滝
▼上から見た龍門の滝。落差20mを轟轟と流れ落ちる様は見事です!
行った日は水量もけっこう多く、まさに圧巻でした。
▼幅広でとてもダイナミックな滝です。個人的にこういう滝は結構好きです。
▼人と比べると滝の大きさがよく分かります。めっちゃでかい。
▼座れる場所がある観瀑台もあります。
▼別の観瀑台
▼滝に近いから水しぶきが凄い(笑)。周辺が水しぶきでちょっとした霧のようになってます(笑)。
遊歩道を渡った対岸から望む龍門の滝。
龍門の滝は遊歩道で滝つぼ近くまで行ける!
滝は近ければ近いほど、その迫力と壮大さが感じられます。
大きい滝だと滝つぼまで行けないことが多いですが、龍門の滝は滝つぼまで遊歩道で行くことが
できます!
※遊歩道は幅が狭いので落ちないように注意。水量が多いときは渡らないようにしましょう。
▼訪れた日は遊歩道が濡れる程度には水が来ていました。
▼遊歩道から撮影した龍門の滝
▼中州から撮影。滝が大きすぎて全体が入りきりません(笑)。
▼中州は滝までかなり近いので、勢いよく流れる滝の迫力が、減衰せずにそのまま感じられます。
▼龍が棲んでているという民話があるのも納得するほどの神々しさです。
▼滝までの遊歩道に咲いている彼岸花やコスモスがとても綺麗でした♪
季節によっていろんな花が咲くようです。
滝の上を電車が走る!
龍門の滝の魅力の一つ。なんと、滝と電車を同時見ることができます!
那須烏山線はこの龍門の滝の近くを走っていることから、電車×滝のコラボレーション写真が撮れる
撮影スポットとしても人気の場所です。
▼2両編成なので電車が通るのは一瞬です。汽笛はありませんが、音で近いのは分かります。
電車は基本1時間に1~2本(往復)なので、1回逃すとだいぶ待たなければならない場合もあります。
アクセス
滝には珍しく、電車でも駅から徒歩5~10分程度なのでとてもアクセスしやすいです。
(ただし電車の本数は少なめ)
車で行く
名称 | 龍門の滝 |
住所 | 〒321-0633 栃木県那須烏山市滝414 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | 駐車場にあり |
飲食店 | 龍門ふるさと民芸館内にカフェあり |
駐車場からの所要時間 | 3~5分 |
高速ICからの所要時間
・東北道「宇都宮IC」から約50分
・北関東自動車道「真岡IC」から約50分
駐車場(無料、トイレあり、自販機あり)
滝付近の主な駐車場が2つあります。
①那須烏山市ふるさと民芸館横の駐車場
②龍門の滝駐車場
どちらも無料で滝まで数分程度ですが、①の方がより滝に近く、トイレも綺麗でおススメです。
▼駐車場の看板が2つあって混乱しますが、橋を渡る方に進めば滝に近い駐車場です。
①那須烏山市ふるさと民芸館横の駐車場
収容台数 | 25台程 |
料金 | 無料 |
トイレ | あり |
飲食店 | すぐ横のふるさと民芸館内にカフェあり |
▼トイレは駐車場の奥側にあります。
▼トイレ
②龍門の滝駐車場
収容台数 | 25台程 |
料金 | 無料 |
トイレ | あり |
自販機 | あり |
▼トイレは汚くはないですがけっこう匂いはします。
また和式しかないので①の駐車場のトイレを使った方がいいです。(滝に行く道中にあります)
電車、バスで行く
JR那須烏山線「滝駅」から徒歩5分。
▼駅から踏切を渡って進んでいきます。
▼歩道もちゃんとあります。
数分歩けば駐車場の看板が見えるので、看板に従い右に曲がって橋を渡ります。
駐車場から滝までの行き方は下記ご覧ください。
駐車場から龍門の滝への行き方
所要時間(距離) | 3~5分 |
勾配 | 行き:下り(階段) |
道の状態 | 舗装済み |
駐車場からは徒歩3~5分で行けます。
勾配は最初はスロープ、滝つぼまで行くには階段を下ります。
龍門の滝駐車場から
基本的に案内看板が立っています。
▼橋を渡ります。
▼少し先の白い車がいるところを左に曲がります。
▼すると①ふるさと民芸館駐車場があります。直進します。
▼滝への階段を下りていきます。
▼道中からも滝は見えますが、階段を下りていくと展望所や滝つぼまで行けます。
滝つぼ付近に到着です。遊歩道を渡って対岸や、滝前の中州にも行けます。(※落ちないように注意!)
龍門の滝付近の施設
太平寺
滝からすぐ近くの場所にある太平寺。
延暦22年(803年)の坂上田村麻呂の蝦夷討伐の成就を祈願し建立された太平寺。
1661年に建てられ、太平寺に移築された仁王門は、市内に残る唯一の楼門だそうです。
詳細は那須烏山市のホームページをご参照ください。
▼1661年(約360年前)に建てられた太平寺仁王門。2階建ての立派な楼門です。
▼楼門の中には立派な仁王像がありました。木造で、江戸時代に作られたもののようです。
▼裏側から見た仁王門
▼仁王門の先には本堂があります。
龍門ふるさと民芸館
中には滝が見れるテラス席があり、地産地消のメニューを提供する「龍門カフェ」があるそうです。
ゆっくりご飯を食べながら滝を眺めるのもいいですね♪
休館日 毎週火曜日(毎週火曜日(祝日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日))
営業時間
・カフェ 10:00~15:00
・ふるさと民芸館 9:00~16:00
詳細は龍門ふるさと民芸館のホームページをご覧ください。
まとめ
・龍門の滝は栃木県那須烏山市にある落差20m、幅65mの大きな滝
・滝つぼまで降りることができ、滝の迫力を存分に感じることができる。
・滝の上を電車が走る写真が撮れる場所としても人気。
・電車からでもアクセスしやすい。烏山線「滝」駅から徒歩5~10分程度。
・滝の近くには太平寺や、龍門ふるさと民芸館がある。
龍門ふるさと民芸館には滝を見ながら座れるテラス席のあるカフェがある。
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