今回は西女満別駅から女満別空港に行く方法を紹介します。網走方面に行くor帰る場合は今回の方法で電車を使うことで、バスよりも安く行くことができます。
女満別空港について
女満別空港は北海道オホーツク地区の網走郡大空町にあります。世界遺産である知床をはじめ、道東の中心都市である北見や、監獄や流氷で有名な網走、摩周湖や阿寒湖といった有名観光地にも比較的近いこともあり、利用者に観光客が多いのが特徴です。そのこともあり、2022年3月現在ではJAL、ANAといった大手航空会社に加え、Peachも関西線、成田線を就航させています。
Peachの就航によって、セール時に予約すれば成田~女満別空港を片道4000円程度で行くことも可能になりました。女満別空港についての記事は別に書きたいと思います。
女満別空港のページはこちらからどうぞ
女満別空港から北見、網走市街地へはバス利用が一般的
女満別空港は網走市街から約20km、北見駅から約30kmの位置にあり、両市街地からもそこそこ離れています。なので、どちらの市街地へ行く場合もバスに乗るのが一般的です。バスは飛行機の発着時間を合わせてあるので、空港についたらすぐ乗れるのも利点です。他にはタクシーや空港でレンタカーを借りるという方法もありますね。
ただし、、、バス利用の場合女満別空港から網走(バスセンター)へは920円かかります。往復だと1840円。。。Peachで成田~女満別間を4000円できたこともあって、かなり高いと感じてしまいました。他に手段はないのかとGooglemapを見ていたところ~
実は電車でも網走に行ける
はい。電車で北見、網走に行くという方法がありました。実は女満別空港の近くにはJR石北本線が通っていて、空港から約2kmの距離に西女満別駅があります。
そしてなんと西女満別駅から網走駅へは540円で行くことができます! 往復だとバスより760円もお得に!(北見にいく場合は140円しか変わらないので素直にバスに乗ったほうがいいです。)
西女満別駅から女満別空港への行き方
※今回紹介するのは西女満別駅から女満別空港への行き方となります。空港から行く場合は一番後ろから逆に読んでもらえればと思います。
※吹雪や雪の強い日は非常に危険なので、素直にバスを使いましょう。
所要時間:30分ほど(約2km)
西女満別駅に到着。周囲は木々に囲まれ、駅の待合所以外は何の建物もないです。もちろん無人駅。
待合室の中には親切にも空港までの地図を印刷した紙がおいてあります。今回紹介するのは↓の地図の3分遅く到着と書かれたルートになります。
待合室の後ろ側に道があります。※Googlemapでは↓写真の左側に道があるとなっていますが、左に道はありません。↓写真の正面の道を進んでいきます。
道を進んでいくと木々がなくなり、家が見えてきてちょっと安心します。
そのまま進むと分岐点あります。左右どちらでも空港には行けるのですが、一応県道につながる道ということで、右側の道から行くことにしました。
北海道らしい広大な田んぼ道を進んでいきます。
そうすると十字路の看板と空港の案内が出ています。この案内に従い、↓写真の十字路を右折。
ひたすら農道を直進。次の十字路までひたすらまっすぐです。
十字路に差し掛かると、また看板と空港への道案内があります。青看板にも女満別空港の標識があります。案内に従い十字路を右折。
あとはこの道をずっと直進すれば空港に到着します。↓写真のの前に正面に見える丘の向こうが空港です。
なので、そこそこ登ります。Googleマップは平坦といいますが、空港までずっと800mぐらいのぼりが続くので注意。この道は車も結構走るので、歩道が使いにくい冬は特に注意が必要。
高速道路の下をくぐり抜けます。まだずっと登り。
ようやく登りきると、もう目の前が空港です。ここまでくれば一安心。
交差点をまっすぐ空港方面に行くと、左手に空港内に入れる階段があります。
空港が見えました。あとは入口に向かうのみ。
空港に到着です。雪で足場が悪かったと、逐次Mapで位置確認していたのもあり、西女満別駅からおよそ30分ぐらいかかりました。歩きなれてない方はもう少しかかるかもしれません。
ひとまず無事に着くことができて安心しました。道中は遮るものが何もないので、途中で吹雪が来たらかなり危ないと感じました。(その場合飛行機も飛ばないけど)。あとは飛行機がちゃんと飛んでくれることを空港でひたすら祈っていました。
終わりに
いかがだったでしょうか。個人的には冒険的なことが大好きなのでとても楽しかったですが、もしこのルートで行く場合は、天気には十分注意してください。特に吹雪の時は命の危険性があるので絶対にやらないほうがいいと思います。私が歩いた時も雪が結構降っていたので、いつ吹雪に変わるかと内心とても不安でした。逆にいい天気の日は北海道の雄大な自然を味わえるので、楽しいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
コメント