先日、冬の絶景として有名な蔵王の樹氷を見てきました。期待を裏切らない素晴らしい景色を見ることができ、本当に最高の体験でした。そこで今回は蔵王の樹氷までのアクセス方法と景色についてまとめました。
蔵王の樹氷とは
蔵王の樹氷は、亜高山台帯に生育するアオモリトドマツが雪と氷に覆われることでできるそうです。その特徴的な形からスノーモンスターとも呼ばれており、ロープウェイや山頂駅から見える蔵王の樹氷群は圧巻で、まさに息をのむほどの超絶景が広がっています。近年は地球温暖化の影響等で樹氷の数が減っているらしく、近い未来には今の迫力の樹氷は見られなくなるかもしれません。ぜひ今のうちに見ておきましょう!
※見ごろは1月中旬から2月ごろです。
樹氷へのアクセス方法①山形駅からバスに乗る
山形駅→蔵王温泉バスターミナル(バス)
車以外で行く場合は基本的にこのパターンになると思います。山形駅東口を降りて駅の北側のビルの一階に山交バス案内所があり、ここでロープウェイ乗り場にほど近い蔵王温泉バスターミナルまでの切符とロープウェイのセット券を買うことができます。値段は2022年2月現在では大人一人4500円でした。
バスの発車口は案内所から近い1番乗り場です(基本は案内の人がいると思います)。バスは大型の観光バスが来ます。時刻表では一時間1本程度ですが、乗客が多いため臨時便が出ていました。(※20分前にバス停についた時にはすでに多くの人が並んでいました。)
蔵王温泉バスターミナル→ロープウェイ蔵王山麓駅(徒歩10分)
バスターミナルからロープウェイ入口である蔵王山麓駅までは徒歩で10分程度でいけます。
雪で滑りやすくなっているので要注意。
※道の途中にある蔵王中央ロープウェイではないので注意(こちらは樹氷は見れません)。
▼蔵王温泉バスターミナル ここから徒歩で蔵王山麓駅へ。
▼蔵王山麓駅にへ続く道。除雪されていますが歩道は雪で埋まっているので気を付けて歩きましょう。
徒歩10分ほどで蔵王ロープウェイ山麓駅に到着。スキー客もいてかなり賑わっています。
蔵王山麓駅→樹氷高原駅→地蔵山頂駅(ロープウェイ乗り継ぎ)
蔵王山麓駅から樹氷高原駅までロープウェイで約10分です。さらに樹氷高原駅からさらにロープウェイを乗り継いで地蔵山頂駅まで約7分となります。樹氷が綺麗に見えるのは樹氷高原駅から地蔵山頂駅間(山頂線)です。
ちなみに私が行った2月の三連休では13時頃で蔵王山麓駅でロープウェイに乗れるまでに30分ぐらいかかりました。時間に余裕を持っておいたほうがいいです。樹氷高原からは地蔵山頂駅までは、樹氷を見るだけの人はディズニーのファストパスみたいなシステムでほぼ待たずに乗れました。
▼樹氷高原駅から山頂線へ乗り継ぎ
▼地蔵山頂駅 ここからは樹氷が間近で見れます
樹氷へのアクセス方法②自家用車で行く
蔵王山麓駅の駐車場に停めることになると思いますが、13時ごろには駐車場はすでに満車で、近くの施設などもすでに満車となっており、駐車場待ちの車で道路が渋滞していました。こうなると車を止めるだけでも相当大変になるので、車で行く場合は朝早くから行くことをおすすめします。
ロープウェイからの景色
ロープウェイから見える樹氷はまさに圧巻の一言。青空のもとに想像していた何倍もの樹氷が辺り一面を大尽くしていて、この世のものとは思えない、まるで天国のような素晴らしい景色でした。
山麓線からの景色
山頂線からの景色
山頂線。いよいよここから樹氷を見ることができます!
▼眼前を埋め尽くす圧巻の樹氷群。圧巻の景色に言葉を失ってしまいました。
山頂駅からの景色
山麓駅からは樹氷を間近で見ることができます。近くで見ると身長よりも何倍も高くてすごい迫力です!
自分の身長より全然高いです。
※山頂は麓よりも温度が低く、風が強いことも多いのでしっかり防寒していきましょう
▼雪に埋もれて首だけになってますが(笑)、蔵王地蔵尊にもお祈りをしました。
終わりに
いかがだったでしょうか。樹氷を見るまではロープウェイを乗り継いだりするので多少時間もお金もかかりますが、一度見ればそんなことすべて吹っ飛ぶくらいの素晴らしい景色です。ぜひ一度この絶景を体験してみてはいかがでしょうか。
コメント