2022年10月14日は鉄道開業150周年!ということで、今回はそれにちなんで、JR東北本線の撮影スポットとして人気を博した、黒川橋梁とそのアクセスについてを紹介します!
大正時代から東北本線を支える黒川橋梁
関東と東北を結ぶかけがえのないJRの大動脈、東北本線。そのちょうど関東と東北の境に位置する場所に黒川橋梁があります。この黒川橋梁の下り線は大正時代に建造されたものらしく、東北本線を世代を超えて支え続けています。
橋の下から上を見上げるとかなり迫力があります。
右側の橋が大正時代に作られた橋のようです。レンガ造りの橋桁から、歴史の深さを感じられるような気がします。
▼下から見るとすごい迫力!
よく考えると橋をまじまじと下から見れる場所ってかなり珍しいのでは?
▼モノクロにするとめちゃくちゃ雰囲気でますね。日本じゃないみたいです。
▼昔のアメリカ映画の雰囲気ちょっとありませんか?(笑)
反対方向からの景色
反対側はのどかな田園が広がっており、橋全体を一望することができます!
遠くから見るとこの橋の長さがよく分かります。結構長い!
周囲は一面田んぼで、なんとも癒される風景です。
▼ここもモノクロ。
東北本線の撮影スポットとしても有名!
現役の橋梁なのでもちろん橋の上を電車が通ります。
この区間の東北本線は日中1時間に1本ない時間もあり、本数は多くありません。
ただ関東と東北を結ぶ大動脈なので、貨物列車は割と頻繁に通っていきます。
黒川橋梁の最寄り駅である白坂駅の時刻表はこちらからどうぞ
▼貨物列車の時刻表はないので、音がしたらカメラを構えます。
長い長い貨物列車を見ているのも、個人的にはとても楽しいです♪
撮るタイミングによって貨物の模様が違うのがいいですね。
▼遠くから。この橋のおかげで東北と関東の物流が支えられていると思うと、とても感慨深い。
▼この区間の東北本線走るE531系も来ました!が、逆サイドという何たるイージーミス・・・
▼気を取り直して遠景で。大正時代に作られた橋の上を渡っていきます。
▼田園と橋と電車。なんと素晴らしい撮影スポットでしょうか。
5両編成もおさまりが良くていいですね。
なんと新幹線も撮影できちゃう!
道路を黒川橋梁から反対側に進むと小さい橋があります。
その橋を渡った先にも田んぼが広がっていますが、田んぼの先をよく見ると、、?
なんと、新幹線が通過していきました!
そう、この黒川橋梁にほど近い場所に東北新幹線も通っており、在来線だけでなく新幹線も撮影できちゃいます! なんてお得なスポットでしょうか!(笑)
▼小さいですが真ん中に新幹線が映っています。道を進めばもっと近くで撮影することも可能。
栃木県と福島県の県境
ちなみに、この橋がまたいでいる黒川のを挟むような形で、栃木県と福島県の県境があります。
この橋梁に行く道路は栃木と福島を結ぶ道路の中でも最もマイナーな道だと思うので、県境好きにもおすすめのスポットです!
▼福島県側から。この少し先に県境があります。カントリーサインは一切ありません(笑)
アクセス
バスなどはないので基本車で行くしかないです。
※Google mapで黒川橋梁にセットすると駐車スペースに行けないので、下にある駐車スペースのマップをご参照ください。
名称 | 黒川橋梁 |
住所 | 〒961-0835 栃木県那須郡那須町白坂 |
駐車場 | 駐車スペースあり(非公式) |
トイレ | なし |
自販機、飲食店 | なし |
駐車場からの所要時間 | 0分 |
高速ICからの所要時間
関東方面から
東北道「那須高原スマートIC」から約20分
東北方面から
東北道「白河IC」から約20分
道路について
黒川橋梁付近の道は幅一車線しかないところもあり、狭いので通行の際は要注意。
駐車スペース
橋梁の下に数台停められるスペースがあります。
公式の駐車場とかではないので、停める際は自己責任でお願い致します。
道が狭いので、路上駐車など交通の妨げになる停め方は絶対にやめましょう。
注意点(マナー)
・近くの田畑所有者やお住まいの方に迷惑が掛からないようにしましょう。
・橋近くの茂みに大量のごみが捨てられていましたが、ゴミなどは絶対に持ち帰るようにしましょう。
・道路は車が通るので、写真撮影時は車に気を付けて邪魔にならないようにしましょう。
・橋の上に上ったり、立ち入り禁止区域に入って撮影しないようにしましょう。
まとめ
・黒川橋梁はJR東北本線の豊原~白坂間に架かる鉄道橋梁で、その迫力をすぐ近くで感じることができる。
・東北本線の撮影スポットとしても有名で、主に東北本線を走るE531系や貨物列車を撮影できる
・橋から少し歩けば、新幹線も見れる&撮影できる
・栃木と福島の県境に近く、県境マニアにもおすすめ
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